蓮輪館

蓮輪館(はすわやかた)

蓮輪館跡は、文明7年(1475年)に小峰城を築いた宮村能登守通定が、通常住んでいた屋敷があったところです。

ここの地名は「はすわ」と呼ばれています。

広い水田の中に斜めに入り込んだ所で「蓮輪」の字を当てたのではないかと言われています。

ここの小字名は「城」と言います。
中世豪族の居館は、堀や柵で囲まれ常に敵を防ぐ備えがあり城のようでした。
ここも水堀の遺構らしいものが残っていました。

平成元年3月(1989年)佐世保市教育委員会が圃場整備工事前の埋蔵文化財試掘調査を行いました。
この調査で蓮輪館の柱穴群が発見されました。
二つの穴には気柱根が残っていました。
また、遺物として滑石鍋・中国からの輸入陶磁器・陶質土器などが発見されています。

近くには「テボ神古墳」というのがあり、宇都宮通景が父通綱を宇都宮大明神として祭祀したときに、その遺骨を納めた所と伝えられる。

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