岡尾張の墓

岡尾張の墓(おかおわりのはか)

ここの石塚は、岡尾張の墓です。
不動明王の浮き彫り石像と石灯篭が置かれています。
不動明王の台座には昭和九年五月の日付と建立者岡ナヨ敬白のいわれ書きが彫り込まれています。

岡尾張は戦国時代の終わり頃の天正年間、宮村の守護職としてこの辺りを守っていた武士です。

天正二年(1574年)キリシタンの人達が宮村の神社やお寺を襲い建物を壊して焼き払いました。
萩坂の崇聖寺も焼き討ちにあいましたが、岡尾張が火中から本尊の阿弥陀如来座像を持ち出し隣村の広田村浦川内に運びキリシタン騒動が鎮まるまで隠しました。

現在、この阿弥陀如来座像は城間町の真宗大谷派崇聖山正蓮寺に安置されています。

萩坂公園内にあります

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