武辺城

武辺城(たけべじょう)

宗家松浦氏が本拠を今福から相浦に移したのは盛の時といわれている。
嘉吉3年(1443年)宗家松浦13代盛が相浦下本山の新豊寺に巨鐘を寄進したという記録があり、勢力の中心が相浦にあった根拠となっている。
「家世伝」には、東漸寺(盛の墓碑が所在)の西南700~800mの山中に石壁がわずかに残る古城址について盛が築いた居城ではないかという記録があり、現在の武辺城の位置とも符合している。
その武辺城は15代政の頃迄宗家松浦氏の本城として存続し、明応7年(1498年)平戸松浦氏による夜討ちに遭い、大智庵城と同時に落城したと考えられている。

佐世保市竹辺町上久保・下久保・山口

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